2011/12/12

Slovakian Gipsy-スロバキアのジプシー、ロマのお話


I heard a difficult situation about Gypsy in Slovakia from my Slovakian friend.

もともとジプシーというのは1つの地域に定住せずに、移動を続けながら、音楽やダンスや演劇みたいな芸術系のことをしながら生計を立てている人たちで、インドから来たらしい。(間違ってたらごめんよ、訂正して)

でも、"国"っていう枠組みが厳しくなっていくうちに、自由に移動を続けるのは難しくなってくる。それでヨーロッパの国とかに定住しちゃってるのが今のジプシーと呼ばれる人たち。(間違ってたら(ry)

こっからはジプシーではなくロマって呼ぶことにするね。


スロバキアの一部にもそのロマの人たちが住んでいる。
google imageとかで見たらわかるけど、ロマの村は見た目インドの村みたいな感じ。
ヨーロッパってイメージとはかけはなれたかんじ。


彼らはいまだに国というしくみ、
教育を受けて働いてお金を稼いで一つの場所に住む、
ということを理解していないらしい。
だから仕事に従事するなんてことは考えないし、
たとえロマの人たちが仕事を探そうとしたところで
ロマに対してネガティブな固定観念を持つ中年層の、
経営者層の人たちが雇ってくれない。
仕事を持ってるロマもいるけど、ほとんど奴隷労働みたいだって。

スロバキアの政府はロマに対して手厚い待遇をしている。
無料で住居を与え、食べ物を与える。
そうしないとかれらは路上で暮らし、人の物を盗むから。
でも断る人もいるらしい。そして盗みを働く。

ロマじゃないスロバキア人たちはロマに対する差別的待遇に不満を持つ。
そりゃそうだよね、働いてないのにいい家に住んで生きてけるんだもん。
一生懸命働いたって小さな家に毎日いっぱいいっぱいで生きてる人だっているのに。
日本のプアワーカーを思い出した。
(日本の場合は人種が一緒で見た目が一緒だし
 教育も受けてるだろうしぜんぜん状況は違うけどね)

それからロマの人たちはBirth controlなんてもちろん知らないし、
ひと家族に10人もの子どもがいる。
でも教育の意味を理解してないから学校に行かせることもない。
これも仕事を持つことを難しくしてる要因の一つだろうね。
ときに子どもを売ることもあるって。
ほんとに今でもそんなことあるのかな。



ロマは他のスロバキア人たちが住む街ではなく、
少し離れた所に自分たちだけで住んでいて、通常とても閉鎖的らしい。

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友達の知り合いが、ロマに関する映画を撮った。
ある地域に住むロマの人たちは全員その映画に出演した。

その映画の初めての上映会はそのロマたちが住む村の特設会場で行われた。
友達もその上映会に参加。
みんな笑顔でやってきて、自分がうつるシーンをみては大喜びする。
街で出会うロマの閉鎖的なイメージと全然違っててびっくりしたって友達は言ってた。

こどもたちははしゃぎまわって友達や友達の妹の手を引き、踊りを教えてくれたらしい。
彼らは独自の音楽を持っていて、
アフリカの人たちみたいに体で感じて、体が勝手に反応するみたいな感じ。
みんなすごくフレンドリーで仲間に入れてくれたって感じたって。
財布を取られるんじゃないかって厳重に隠してた自分が恥ずかしくなったって言ってた。

そのときはロマの人たちにとっていわばホームだったし、
友達は白人だけど映画の関係者で
自分たちに強い偏見をいだいてはないだろうって
わかってたからフレンドリーだったけど、
街に行くときは社交的じゃないし、
他のスロバキア人に対して敵のように感じたら
もっと態度は悪化するし盗みを働いたりもする。
問題は絶えないって。



いくつものNGOがロマの問題を解決しようってがんばったけど、
どれもうまくいかなかったって。
文章へたくそだしうまく伝えられないけど、友達の話を聞いてて
ラマの問題が解決できる日は来るのかな、って悲観的に感じてしまった。
すごく興味深かった。「おもしろい」だけじゃ片づけられない問題。


Every time I see / hear about problem about minority people, I wonder what I can do.
I know I can do nothing really.
I am studying and looking for a job right now, but I'm just not sure if I do the right thing.
All I am doing is only for myself. It is difficult for me to think about the issue far from me in my daily life.

This world has so many problems to be solved!

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